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実験的なPhotoshop UXP Pluginを作りました。 今回はクラウドに保存されたScriptを検索、ダウンロードするPluginです。 Scriptのサンプル集のようなものをPluginから検索して見つけたら直ぐに実行できるようなものがあったらいいなと思って作りました。さらにクラウドにコードを後から追加することも可能にしたいと思ってのクラウドにアクセスしてダウンロードです。 サンプルScriptがまだまだ追加する予定ですが実験的なPluginなので突然クラウドのアクセス自体止める可能性もあります。 使い方 まずログインを求められます。 いつかはアカウントを登録した方のみ使えるような形
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UXPのドキュメントを読んでいくとfsというモジュールらしきものがちらほら出てきます。 これはfileSystemの頭文字をとってfsなのでしょうが厄介なのがこのfsという似て非なるものが三つも存在する事です。 ネタのような話でわりかし精通していない開発者の壁となりやすい箇所なので解説します。 Node.jsのfs 一般的にJavaScriptでfsと言ったらNode.jsのネイティブモジュールのfsです。 ファイルシステム関係のモジュールでローカルのファイルにアクセスします。公式ドキュメントはこちら。 グーグル先生に尋ねると大体これ関係の記事がヒットするのでここであまり語ることもありませんが
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今年も大幅アップデートの季節が来ました。皆さん各種アプリケーションの新機能を触っていますが私はそっちの新機能そっちのけでUXP Scriptばかり触っています。ただ現状IllustratorでCEPが使えなくなるとかなりの不都合があるので当分IllustratorのCEPが廃止されないように祈るだけです。 それでIllustratorは置いといてUXPですが今回のアップデートでついにローカルファイルへのアクセスがダイアログ無しでできるようになりました。Node.jsチックなファイルシステムが大幅に追加されたので触ってみます。まず実際に触る前にmanifestの設定をローカルアクセスできるように
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Photoshop CC2023も近い時期になってきましたが新しいUXPプラグインを作成しました。調整レイヤーをパネル上で一時的に保存して他のドキュメントにペーストできるプラグインです。一時的にカラー調整した値を保存したい時や似たような画像を沢山色調整するときに一括で調整を適応したい時などにこういうものがあったらいいなと思って作成しました。現在保存できる種類の調整レイヤーは限られていますが主要なものは扱えるようにしているつもりです。 Adobeマーケットプレイスで承認されたのでPhotoshopのアカウントがあればインストールできます。 パネル 使い方 パネルがPickerとHolderの二種
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React関連のぼやきをTwitterで呟いたら外国のアカウントから返信が色々きて驚いた最近です。Adobe Spectrumの挙動など外国の方から教えてもらって今回その事を主に取り上げたいと思います。 まず何度も申し上げてますがUXPはブラウザーに似ているようで異なるシステムの上に成り立っています。CEPはChromeのシステムがベースになっていたのでブラウザーで動く事はおおよそその通りの仕様で動くようになっています。しかしUXPは細かい仕様が異なるのでつまづく箇所がそこそこ出てきます。そこで最近何度かつまづいた箇所を(主にSpectrum関連)をまとめておきます。 manifest5よりパ
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Photoshopのマイナーバージョンアップ(23.5)と共にmanifest.jsonやパネルUIを必須としないScriptingが使えるようになりました。これは従来のExtendScriptの代替のようなものでScriptファイル単体でUXPScriptが実行可能となります。以下ざっくりした特徴になります。 基本はUXP Pluginの仕様に準拠。(ES2015が使えたりローカルファイルへのアクセスが制限されていたり) psjsという特殊な拡張子を使用。 実行自体ファイル -> スクリプト -> 参照からpsjsファイルを選ぶだけ。 manifestもUIも必須ではない。ただしScript
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attachモードの全貌が今までよくわからん感じでScriptをVsCode以外にもホストアプリケーション、もしくはCEPから実行してScriptの実行をプラグインが感知して$.writelnメソッドがコンソールを書き出す、ブレークポイントに反応するなど書いていたのですがどうやっても反応しないので不思議に思っていたところVsCodeのmarketplaceのページが更新、加筆されていてCEPに関する記述が一気に増えました。そこで具体的なデバッグ方法にも触れられてCEP上のデバッグ方法がわかるようになりました。そういうことでExtendScriptDebuggerを使用したCEPのデバッグの記事
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前回の記事より続きになります。今回attachモードを解説してみますがドキュメントを見る限り色々できそうなのですが今回とりあえずわかる範囲で書いてみます。もしかしたらもっと賢いやり方があるかもしれませんのでその場合は後々更新します。 attachモードの基本 前回解説したようにlaunchモードはlaunch処理を開始したその瞬間にデバッグを開始してターゲットのコードが走って終わった後にlaunchモードも終了します。それに対してattachモードは常時アプリケーションと繋いでいる状態になります。attachモード実行後、その瞬間にコード自体は走りませんがEval in …アプリケ
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ExtendScript Debugger ver2が遂にリリースされました。 ver1に対してlaunch.jsonを設定するのは同じですが中身の設定は大きく変わっています。 今回とりあえず前バージョンのように動かすことを前提に触ってみます。 launch.jsonは必須ではない 今回より前バージョンではlaunch.jsonファイルが必須でしたが今回よりなくても動かなくなりました。但しlaunchなのかattachなのか、そしてターゲットアプリケーションを実行の度に選択しないと行けないので単発のデバッグでない限り作成した方が良いでしょう。下の図のcreate a launch.jsonを選
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Photoshopの調整レイヤー、当たり前のように使う機能ですのでどなたにとっても必須の機能でしょう。しかしこの調整レイヤーですがscriptで調整しようとするとオブジェクトモデルに該当のオブジェクトがなかったりと悩みの種でもありました。今回その調整レイヤーをUXPで調整する方法がPhotoshop UXPのdeveloperコミュニティーに投稿されていたのでこちらを参照して行ってみました。 必要な知識 今回UXPのbatchPlayから調整するのでbatchPlayの知識が必要です。batchPlayに関してはPhotoshopUXP batchPlayでPhotoshopの特定の処理を実行
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