タグ:UXP 一覧

Adobe Script関係の2024年10月27日の情報

10月も終わりに向かってもうすぐ秋ですが皆様いかがお過ごしですでしょうか。MAX開催後に2025にアップデートしたCCアプリケーションですが実はScriptおよび開発者向けの重要情報もいくつか発表されました。いくつかまとめになります。 この記事の情報は2024年10月27日時点で最新の情報です。 時期UXP実装予定のアプリケーションの発表 Updates for Creative Cloud Desktop Extensibilityで発表されていますがPremiere Proに続いてAdobe Media EncoderもUXPの開発が進んでいることが明らかになりました。順番としてはPrem

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UXP Ver8.0の変更点

Adobe MaxおよびCC2025のアップデートに合わせてUXP8.0の更新履歴がInDesignとPhotoshopのUXPページ上で公開されました。 Photoshop API Changelog InDesign Changelog 久しぶりの大きなアップデートになりまして一部破壊的な更新も含まれているのでUXP Plugin開発者は必ず目を通してください。ちなみにInDesignに関しては一部Photoshopに遅れて一部実装された機能もありますので注意。今回Photoshop26.0 betaで試しました。全ての機能を調べるとキリがないので一部メインの機能だけ触れます。 WebVi

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UXP ver8 WebViewローカルHTMLファイルの読み込み

注意 今回の実行環境はPhotoshop beta版26.0です。またUXPの機能はサポートされたり使用不可に後退したりするので必ず最新の情報には気を付けてください。 本題の前にUXPの近況から UXPのローカルのHTMLファイルのWebViewでの表示がUXP8からサポートされました。このUXP8ですがPhotoshop betaの25のどこかのバージョンでサポートされたのですが一度7.4に後退して再度サポートされてとりあえず26.0では使えるみたいです。去年はこまめに更新されていた更新履歴も全然更新されなくなって、UXP7.4関連もbeta版で使用可能になってから3ヶ月後くらいに更新された

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InDesign UXPのバグとその他問題点

今回の記事はInDesignが19.5が最新版の時の記事です。 InDesignですがUXPが実装されてもう一年以上経つのにあまり移行が進んでないみたいです。理由としては色々あると思うのですが今回主にUXPで問題になっている大きなバグを取り上げてその後にその他移行していないであろう理由をに少し触れます。 Pluginの複数パネルが正確に表示されない UXPといえば一つのPluginで複数のパネルが扱えるようになったことですがInDesignでは現状使えないに等しい状態になっています。まず上部のメニューから複数パネルを開こうとするとコードに関係なくバグで全て同じ内容が表示されます。 メニューから

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VsCodeでUXPのコードをチェックしてくれる拡張機能Validator for UXP (Beta)

もう大切なことなので何十回も言っていますがUXPのパネルはブラウザと同じシステムのようで実は別物です。かなり紛らわしいのでgrid-layoutとかいつもの感じで使おうとして実は使えないという問題に何度も直面した方も多いでしょう。ということでUXPのCSSとmanifest.jsonをバージョンに合わせて検査してくれるVsCodeの拡張機能がalchemistの開発者Jaroslav Bereza氏よりリリースされました。(Betaとついてはいますが) インストール VsCodeを使いこなしている方はいつものように拡張機能をダウンロード、インストールするだけです。Marketplaceのサイト

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UXP 7.4でWindow.alertが標準で使えなくなる?

2024年2月25日更新。Photoshop25.5で記事通りの仕様になっているのを確認しました。引き続き公式ドキュメントの最新の情報には十分には気を付けてください Expressの推しが強い最近のAdobeですが一応UXPも少しづつですが動いているみたいです。Photoshop25.4のバージョンの場合UXPのバージョンは7.3です。PhotoshopBeta25.6のUXPのバージョンは7.4です。おそらくPhotoshop25.5でUXPは7.4になると思います。それでこのUXP7.4ですがどんなウキウキするアップデートがあるかというと実はウキウキできません。 Window.alert

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ScriptによるAdobeアプリケーション間の連携、UXP、CEP、BridgeTalk、Vulcan.js

ようこそ2024年です。InDesignにもUXP Pluginの波がやってきてScriptのシステムも変化の波がやってきています。それで今回はAdobeアプリケーション間の連携についての記事になります。 現状使える選択肢 Scriptを使用したアプリケーション間の連携ですがBridgeTalkが一番有名でしょう。ExtendScriptのみで動くのでシンプルです。それで二つ目はExtension間で異なるアプリケーションでも通信が可能なVulcan.jsです。(Vulcan.jsの簡単な概要は過去の記事を、もしくは実際のコードのコメントを参照)通信以外にも他アプリケーションの稼働状況も確認で

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UXP SWCの必要なモジュールが一通りインストールできるパッケージが公開されました。

インストールが複雑怪奇だったUXP SWCでしたが簡単にインストールできるパッケージが公開されました。UXP SWCですが一からインストールする場合、詳細について知りたい場合はこちらの記事を参照してください。パッケージのインストールからwebpackの設定まで一通り完成した状態でインストールできるの簡単に導入できます。Vanilla.JSとReactに対応したものが二種類公開されています。 ちなみにパッケージのURLは以下になります。InDesignもPhotoshopも対応しています。XD…? create-swc-uxp-app create-swc-uxp-react-app

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UXPの型データが公開されました。

UXPの型データが公式から遂に公開されました。 過去にも公開されていましたが長い間更新されていなかったものと違って今回はUXP7.3対応らしいです。それで今回使った所感。 使い方 TypeScriptなので環境構築が必要です。webpackでやる場合は過去の記事のPhotoshop UXPでtypescriptを使うを参照してください。公式のページでも触れらている通り最低限以下のtsconfig.jsonの設定が必要です。 またuxpモジュールだけでなくfsモジュールやpathオブジェクトの型データも揃っています。 ただ現状は不完全な形での公開 ドキュメントでもまだ不完全な部分があると触れらて

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Photoshop UXP Plugin ExportImagesCustom

Photoshop UXP Pluginを作りました。画像を保存するプラグインですがExportImagesUXPと役割が被るとこもありますが今回は保存を実行するアクションを生成するプラグインです。しかし通常通りにアクションを作成する場合と違ってアクティブな画像をそのまま元々保存されていたフォルダーに保存、しかも複数のフォーマットで保存できます。通常Scriptでしかできない事をアクションで行い、しかもアクションなので他の動作と組み合わせたりファンクションキーにショートカットとして割り当てることも可能です。 メインパネルのUI オプションパネルのUI 基本の仕様 プラグイン自身は保存それ自体を

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