タグ:Photoshop 一覧
Adobe MAX2021の開催の日程も決まって最新のAdobeのアプリケーションのメジャーアップデートも近くなってきました。そんなタイミングも近いですがPhotoshopUXPのModal Dialogについての記事になります。UXPとCEPの違いの一つに様々な形態のウインドウが扱えるます。このModal Dialogはウインドウの一つで他のパネル同様HTMLとCSSで自由にカスタマイズできるのですがこのウインドウが開かれている間は他の操作が一切反応しないことです。つまりダイアログの操作が終わるまで他のアプリケーションの操作をさせたくない場合に使える機能です。今回の記事もDavide氏の記事
Read more
2021年12月15日追記。 Photoshop 2022からはUXPにデフォルトで簡単にプログレスバーの実装ができるようになりました。2022以降、余程こだわりがない限りデフォルトのプログレスバーを使うのが言いでしょう。詳しくはこちらの記事。 Photoshop UXPではアプリケーションとパネル側のシステムが統一される、ということでキャンセルボタン同様プログレスバーの自作も今後できるようになるでしょう。勿論アプリケーション側の処理は基本非同期での処理でしょうから非同期での実装を想定します。ということで今回非同期の配列処理を取り上げます。このあたりに関してこちらの記事を参照。 大まかな構造
Read more
Photoshop UXP上のPhotoshop moduleではsaveメソッドが実装されています。これを使えば簡単にドキュメントの上書き保存が実行可能です。詳しくはドキュメント。 ただし違ったフォーマットで保存するとなると話は違ってきます。ドキュメントを見てもそこに対して言及されていません。ということでbatchPlayで行ってみましょう。もちろん保存用のbatchPlay用のコードはAlchemistからコピーします。以下tiff保存用のコード。 pathのプロパティにファイルパスをstring型として渡せば完了。ExtendScriptに慣れている方もそういう風に考えるでしょう。という
Read more
CEPにもありましたがPhotoshopにはアプリケーションの動きに対してコールバックを発火させるイベントを登録できます。全てのアプリケーションの動き、とまで言いませんがかなりの範囲をカバーしています。詳しくはphotoshopのイベントをcepで管理するとphotoshop-extensionの開発17-イベント基本を。CEPの場合csInterfacインスタンスから登録するPhotoshop以外のアプリケーションでもサポートされているイベントとPhotoshopのみのPhotoshopJSONCallbackのイベントがありました。PhotoshopJSONCallbackはIDを取得する
Read more
Photoshop UXP Pluginを開発後に配布したい、簡単にインストールできるようにしたい、と言う場合のファイルをパッケージ化手順について触れます。勿論CEPに比べたら簡単だとは思いますがやはりつまずく部分はあります。 アイコンを作成する UXPに関しては開発中はアイコンは一切必要ありませんがパッケージ化する場合はアイコンが必須となります。そしてこのアイコンなのです二種類存在するのですがそこから解説します。具体的にはmanifest.jsonトップレベルにプラグインパネルのアイコン、entrypoints内のアイコンがパネルがツールバーに埋め込まれた時に表示されるアイコンです。 &nb
Read more
久しぶりにPhotoshop用UXP plugin開発しました。Photoshop上で画像をリストとして一覧で表示してアクティブにしたい画像パネル上で選んだり閉じたりできるパネルです。画像を沢山開いた時に一覧で画像の情報を表示して目的の画像を簡単に探したりできないかと思って開発しました。 *2021年12月6日 アップデートしました。detail panel追加。最新版は2022バージョンでインストールしてください。 使い方 今回とてもシンプルです。ファイルをPhotoshopで開いたり閉じたりするとパネルのリストが自動的に更新されます。リストにはファイル名、ファイルの保存されたパス、幅、高さ
Read more
Photoshop UXPのドキュメンを眺めるとオブジェクトモデルの数が非常に少ないのがわかります。レイヤー、ドキュメント、アクション、選択範囲くらいしかないのですがその他のメソッドは?というとbatchPlayで実行できます。このあたりは何度かこのblogでも取り上げましたが具体的にその手順まで書いていませんでした。という事で早速やってみたいと思いますがまずjardicc氏のalchemistというUXPプラグインを使用します。これはAdobeのマーケットプレイスからもインストールできます。 しかし情報の欄を読むと開発進行中のバージョンをGitHubからダウンロードして使用する方がおすすめと
Read more
Photoshop UXPのドキュメントを見るとReactの名前が何度か出てきます。今後Reactを使った開発がさらにサポートされるのかもしれません。実際マルチウインドウの開発のサンプルもReactを使うことを前提のサンプルが上がっていました。というわけで今回はReactを使ってマルチウインドウを開発してみます。 開発環境 今回React,Redux,typescript,styled-componentsを使って開発します。typescriptとstyled-componentsはいつも使っているので今回も使うだけです。今回グローバル変数もパネル間で共有してみたいのでReduxを使用してパネ
Read more
CEPに比べて簡単になったUXPの開発ですがとはいえCEP含めてAdobeのplugin開発が初めてだとなかなかとっつきにくいでしょう。というわけで最初の開発の一歩を解説します。開発にあたってAdobe Developer Toolが必要になるのでここを参考にCreative Cloudのアプリからインストールしてください。インストール後にアプリを立ち上げます。 初めて立ち上げた場合はアプリのリストは空欄になっていると思います。とりあえず開発に着手しましょう。着手前に空のフォルダー を適当な場所に作ります。今回CEPと違ってpluginを特定のディレクトリーに置かないといけないわけではないので
Read more
PhotoshopUXPでサンプルプラグイン作りました。モダンなコードで書くとどんな感じのコードになるかのサンプルになります。内容はPhotoshopの雛形となるドキュメントを自動で生するプラグインです。ドキュメントを作成した後にレイヤーを作成したりガイドを引いたりしてドキュメントの雛形を作ってくれます。コード全体はこちらからご覧ください。 プラグインの概要 classからインスタンスを作成するとドキュメントを作成します。以下のようになります。 DocumentPreset classのコンストラクターに雛形の名前、幅、高さ、解像度、カラーモード、土台
Read more