カテゴリー:javascript 一覧

CEP向けのwebpack構築-Sass babel-

webpackについては何度か触れましたが今回もっと深く触れたいと思います。webpackの役割はいくつかのファイルに分割されたjsファイルを一つにまとめるツールです。コードが複雑化するにつれファイル、一つあたりのコードが長くなって読みづらくなったり変数の管理が大変になります。なので各モジュールに役割事にコードを分割してメインのjsファイルで読み込ませる事で読みやすく、管理のしやすいコードが実現できます。まとめるついでにjsのコードを古いECMAに変換したりsassをcssに変換してモダンなコード書きつつ古いブラウザに対応させることが可能です。ReactやVueを使用する場合もこういった変換作

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Illustratorでアクションを生成する過程をオブジェクト化

前回Illustratorでアクションを生成して実行してみましたが面倒です。面付け作業の効率を上げる時によく使ったりするのですが一々書くのも億劫なのでよく使用するアクションをオブジェクト化しました。以下からコードをコピーできます。 Illustrator actions 予め決まったアクションの文字列を返す関数をコンストラクトオブジェクトに渡してインスタンスオブジェクトとして生成。生成したオブジェクトのlaunchActionメソッドでアクションを実行します。リサイズや移動の関数なんかは第二引数にオブジェクトをオプションとして渡すことにより移動量やリサイズの拡大率を調整できます。 これがアクシ

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cep.fs.showOpenDialogの仕様変更?

こちらの記事で紹介した通りAdobe cepはファイルやフォルダーをダイアログで選択できるメソッドを持っている。それでここで紹介した通りにやればファイルパスが取得できるのだがCC2019とCC2020で使用が変わった? 取得したパスにいつの間にか頭にfile:///とスキームが付くように変わってるじゃないか。デバッグしててエラーが出てなんかおかしいと思った。ちなみにこのままだとpathだと認識されないのでNode.jsのfs.statSyncで読み込ませてもエラーを返します。なのでpathのstringとしてパースする必要があります。やり方は至極簡単。 ネイティブモジュールのurlからパースす

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2020年9月版 Adobe CEPの開発環境

Adobe JSXと違ってCEP周りの環境は日々進化しています。既に3,4年前に比べて開発環境が大きく変わったのでここに私の開発環境を書いておきます。 テキストエディター 今から始めるならVSCode一択でしょうか。Extend script debuggerのプラグインでJSXのデバッグもできます。CC Extension BuilderでCEPの雛形も作ってくれます。Adobe bracketsは一時期人気がありましたが今はどうでしょうか?だんだん古い情報しか検索に引っかからないようになりました。 デバッグ 2020年上旬あたりに突然Google chromeでCEPでのデバッグが出来なく

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初心者向けAdobe JSX、Javascript入門これからjsxを始める前の話

JavaScirptでAdobeのアプリを自動化したい方向けの入門記事です。入門と言っても開発のやり方とか、文法の話ではなくそもそもJavaScriptってなんじゃらほいという話です。実際scriptを書いているとあのコードどうやって書くの?とかあの関数どうやって書くんだっけ?という壁にぶつかった時にインターネットで調べるになるはずです。しかしJavaScriptそのものの種類とか理解してないと検索やりかもわからなければどう言った種類の本を買えばいいのかというそもそもコード以前の壁にぶつかるからです。実際こう言った経験を自分自身が何度もぶつかったのでどのような方がこのサイトを見てるかわかりませ

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Node jsで始めるfilesystem10 非同期ファイル操作

今回ファイル操作を非同期で行ってみます。 Node.jsでの非同期ファイル操作メソッドは同期ファイル操作のメソッドと違って結果をコールバックで受け取ります。それではフォルダーからファイル一覧を取得するfs.readdirメソッドの例から見てみます。 これは何回も見てきたように同期的にファイル一覧を取得するやり方です。これを非同期でやる場合は。 コールバックで結果を受け取ります。エラーが起きた場合はエラーもコールバックで受け取るのが通例です。これをPromiseで結果を受け取ってasync awaitを使えば見た目が同期処理のようなコードを書き込めます。 しかしreaddir他、mkdirやre

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Node jsで始めるfilesystem9 async await配列処理

非同期処理も処理内容が増えるにつれてまとめて処理したくなるでしょう。同期処理でやっているようにforEachのように。 普通に上から下に書くだけだと冗長な処理になります。これが何十回と繰り返しになるとうんざりしますね。避けるべきでしょう。これを配列処理でまとめて処理します。 for文の中にawait構文を組み込むだけで配列の非同期処理が可能になります。但し実際実行するとわかるのですがfor文の場合逐次的に配列の中身を処理するので並列処理と比べて遅くなりがちです。(このコードの場合毎回timeOut関数が終わってから次のtimeOut関数に移るので2秒+2秒+2秒の処理時間になる)並列処理で処理

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Node jsで始めるfilesystem8 async await error

async await の基本は非同期処理を同期処理のように書けるということでした。しかしエラー処理についてまで触れていません。promiseの場合メソッドチェーンにcatchをつなげてエラーをキャッチしていました。async,awaitのエラー処理はいくつかのやり方に別れます。おそらく最もわかりやすいのはtry catchで同期処理のようにキャッチする方法ではないしょうか。 いくつもの非同期処理関数を実行する場合もtry catchで括って一括で管理できます。Promiseがrejectを返した場合はそのままキャッチされるのでわかりやすい。勿論try内でエラーを普通にthrowした場合もキャ

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Node jsで始めるfilesystem7 async await

promiseについて解説しましたがpromiseもthenによるメソッドチェーンを重ねる度に見通しが悪くなってきます。慣れてくるともっと見易くならないかと思うはずです。 メソッドチェーンを何重にも繋いで見づらくなってきました。これを同期処理っぽく書いてみます。 async await async 、await は非同期処理を同期処理のように書く糖衣構文である。同期処理と見た目を変えずに書けるためコードの見た目がすっきりします。ちなみに先ほどのコードをasync awaitで書き直すとこんな感じに。 メソッドチェーンが無くなってすっきりしました。async awaitは基本非同期処理を関数で囲

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Node jsで始めるfilesystem6 非同期処理2

非同期処理のコードを見易くしてくれるpromiseは単体処理だけでなく配列処理をしてくれるpromise.allやpromise.race等があります。慣れないとややこしいですが特に非同期関数をまとめて処理できるallは便利なので使えるようにしたい所です。 Promise.all(promiseオブべジェクトの配列) promise allはpromiseオブジェクトを返す関数をarray形式で受け取り並列処理して結果をarray形式で返します。 見た目がすっきりするだけでなく並列処理で同時に処理を始めて全ての処理が終わってから結果を返します。なので普通にpromiseを続けて処理させるより早

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