ExtendScript ScriptDebugger 2.1
Macが2026年のOSでRosetta 2の実装をやめるとかいう話も出て不安になるAdobe ExtendScript環境ですがVSCodeの拡張機能ExtendScript Debuggerは確かに2.0.3まではApple siliconには対応していませんでした。しかし2025年6月現在Apple silicon版対応が開発中でベータ版が公開されています。ベータ版なのでリンク先より直接ファイルをダウンロードして自身の手でインストールする必要がありますが実際に動かすことも可能です。
ベータ版ではありますがVSCodeがApple siliconのパワーをフルに使えて一度この速さを知ってしまうともはやintel版には戻れません。願わくば早く正式にリリースされてくれればと思います。
ExtendScriptは当分サポートされるのか?
UXPの実装が未だに進んでいない現状もあってExtendScript周りのこういったサポートは進んでいて当分ExtendScriptが使える環境は消えないと私は見込んでいます。またCEPも2025年6月にInDesign20.4のCEP12の対応をもって主要なアプリケーションのCEPが12に揃ったとアナウンスがありました。(CEP12の詳しい情報はこちらへ)CEPもPhotoshopのみApple siliconの対応がされてないのでPhotoshopに限ってはUXPに移行せざるを得ないような環境になっていますがその他のアプリケーションではApple silicon環境下でも動くようになっています。CEPは今回のバージョンで最終バージョンになると宣言されていますがこの最終バージョンもようやく本格稼働になったという感じです。