Illustrator Extension ArtBoardHolder
Illustrator向けExtension ArtBoardHolder作りました。
アートボードを管理するためのExtensionです。アートボードの名前をリネームしたりリサイズしたり新しく生成するExtensionです。自分自身アートボードをいろいろ職場でも扱ってたのにピンポイントの機能のscriptファイルが散らばってまとまってなかったので改めてパネルにまとめてみました。主な機能はリサイズ、リネーム、生成、その他、特定のフォーマットでの書き出し機能です。
2022年3月17日
一部縦、横の値がおかしい箇所があったので修正しました。最新はver1.0.1です。
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現在のドキュメントのアートボードの情報は下のボタンのload artboardボタンを押すと読み込みます。その他隣のOFFのボタンをクリックするとイベントがONになりドキュメントを切り替えるたびに新しくアートボードが読み込まれます。尚アートボードが直接編集された後に変わったりはしないので何かしらIllustratorから直接編集した場合はもう一度読み込み直してください。アートボードの情報はサイズ、最初のアートボードから見た相対的なx,yの位置情報、アートボードの名前、二番目の名前はリネーム後の名前を変換前に表示しています。何かしらExtension側からの編集の対象にするかどうかのチェックON,OFFがチェックボタンからできます。数値の単位は一番下のcm,mm,px,inchから選べます。
Resize
そのまんまです。アートボードをリサイズします。各アートボードを全く新しいアートボードにする事も縮小、拡大する事も可能です。数値のフォームに調整したい大きさ、もしくはリサイズしたい大きさを入力します。resizeボタンを押せばチェックボタンがオンになっているアートボードの大きさを入力した大きさ通りにリサイズします。adjustボタンを押せばアートボードの大きさを入力した数値だけ大きくしたり縮めたりします。
Rename
アートボードの名前をリネームします。フォーム見るとわかりますが正規表現によるリネームとなっております。一応最初から用意されたプリセットもPresetsボタンから選ぶことができます。その他オプションとして。
add text
特定のテキストをアートボードの名前に加えます。チェックボックスの方もオンになっていないと加えられません。
addSequence
アートボードに連番を加えます。
リネームの結果はアートボードの二番目の名前の欄に表示されるので変更前に確認できます。最後にリネームボタンを押すとチェックのオンになっているアートボード名をリネームします。
Generate
アートボードを生成します。何枚ものアートボードを指定のサイズで一括で生成できます。生成の方法は大きく三タイプに分かれています。
Group
選択しているグループアイテムからアートボードをアイテムの大きさに沿って生成します。
pathItem
選択したパスアイテムからアートボードを生成します。
form
これはフォームに入力した通りにアートボードを生成します。各フォームにサイズ、生成する数を入力できます。あまり大きいサイズや多い数量を入力するとエラーになると思います。
Other
その他の処理です。中心点のガイドを表示したりセーフエリアを表示したりします。
center
アートボードのセンターマークを表示します。既に表示されていた場合は非表示にします。
cross hair
アートボードの十字線を表示します。既に表示されていた場合は非表示にします。
safe area
ビデオセーフエリアを表示します。既に表示されていた場合は非表示にします。
fit Items
各アートボード上に配置されているパスアイテムに沿ってアートボードをフィットさせます。
Export
各アートボードを書き出しします。PDF,GIF,PNG,JPGで書き出しできます。現状項目こそ少ないですがオプションも設定できます。
PDFはpresetを読み込こんで設定に反映することが可能です。jpegは画質を設定できます。save pathは保存先のディレクトリーを指定できます。call dialogボタンを押すとダイアログが表示されて書き出し先にしたいフォルダーを指定できます。
ダウンロード
以下のURLよりzxpファイルをダウンロードしてください。(ver1.0.1)
Illustrator Extension ArtBoardHolder