月別2021年11月 一覧
公式のPhotoshopの型データがついにリリースされました。こちらで確認できます。今まで非公式の型データはいくつかあったのですがPhotoshop2022アップデート後、早いタイミングで出てきたのでこのタイミングで使ってみます。早速インストールしましょう。 今回webpackでコンパイルしましたのでその他以下をインストール。 ts-loader typescript webpack-cli webpack webpackの設定は以下 成功するとコード補完、各種モジュール、オブジェクトの中身をタグでしっかり説明してくれます。 これで環境も構築できてめでたしでたし、というわけにいかないのが世の中
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Illustrator向けExtension ArtBoardHolder作りました。 アートボードを管理するためのExtensionです。アートボードの名前をリネームしたりリサイズしたり新しく生成するExtensionです。自分自身アートボードをいろいろ職場でも扱ってたのにピンポイントの機能のscriptファイルが散らばってまとまってなかったので改めてパネルにまとめてみました。主な機能はリサイズ、リネーム、生成、その他、特定のフォーマットでの書き出し機能です。 2022年3月17日 一部縦、横の値がおかしい箇所があったので修正しました。最新はver1.0.1です。 共通 現在のドキュメントの
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Photoshop UXP 2022の公式ドキュメントのbatchPlayのページに中身の説明が大幅に追加されました。今回このドキュメントに書かれている事を中心に取り上げたいと思います。(今回公式で説明されている事をほとんど日本語で説明するだけ) そもそもbatchPlayとは 過去の記事で詳しく説明していますがApi経由でなく直接Photoshopに特定の処理の実行を命令できるメソッドです。今までよく分かってなかったのですが今回公式のドキュメントである程度突っ込んで書かれているので実際に簡単に試してまとめてみました。 descriptors batchPlayメソッドには行くとかのオブジェク
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今回はdocumentのhistorystatesプロパティーについて触れたいと思います。ExtendScriptの頃からヒストリーの取得はできましたがUXPでも標準のAPIから取得できるようになりました。これはdocumentオブジェクトのプロパティーから取得できるオブジェクトで詳しいオブジェクトの内容は公式を参照。なおドキュメントが保持しているヒストリーはArray型のデータになります。オブジェクトの型自体ArrayなのでArray.fromメソッドなど使用しなくともそのままarrayメソッドが使用可能です。 このままforEachで各ヒストリーのデータを取得できます。 id,name,等
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Photoshop 2022になってから誰かUXP触ってるか不安になりながら今回も2022から追加されたプロパティーについて解説したいと思います。新しく追加されたプロパティーから様々なアプリケーション、ドキュメントの状態を取得できるようになりました。例えばクイックマスクモードか否か、ヒストリーの情報、描画色の色等、、、 詳しくはこちらのdocument関連とこちらでphotoshop関連が見れますが今回いくつかの新しいプロパティーについて触れたいと思います。 current tool 今回から現在選択されているツールの種類が取得できるようになりました。 これは以下のようにidとtypename
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過去に公開したIllustrator用Extensionを大幅にアップデートしました。ベクターの色データを一括で変更したりチャートを作成したり一時的に色データを保存したりします。複数のカラーを一括して変更したり線と塗りに同じ色を適用する、塗りの色をテキストにして書き出すといった機能を一つのパネルにまとめました。 Adjust Illustrator上で選択したベクターのアイテムの色を一括で変更します。単に既存の色に決まった数値を足してゆくものから彩度を上げたり明るさを調整する機能まであります。 Additional ベクターアイテムの色を指定の数値を加算します。右のカラーのフォームに動かしたい
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Photoshop 2022 になってUXPに待望のsave.asメソッドが追加されました。これはPhotoshopで開いているファイルをjpe,tiffなどの決まったフォーマットで保存できるメソッドで前回までbatch playを通さないとできなかった保存処理がdocumentのオブジェクトモデルに追加されました。しかしこちらの記事でも説明した通りにstring型の保存パスをそのまま渡しただけですとエラーが返ってきます。公式ドキュメントでも触れられていますようにentryオブジェクトを渡さなければいけません。entryオブジェクトに関しては公式ドキュメントのこちらに詳細が載っています。とはい
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ついにリリースされましたPhotoshop2022。巷では草を生やす機能がもっぱら人気ですが今回は草を生 やさずにUXPを触ってみました。今回大幅にアップデートされてるので2021と大きく変わった仕様もあるという事で簡単に触れます。 PhotoshopCore module 今回新しく追加されたモジュールです。Photoshopのアプリケーションにアクセスするためのモジュールで今後かなり重要になると思います。Photoshop2021まではどこからでもアプリケーションにアクセスできましたが今後アプリケーション側の処理はPhotoshop coreモジュールのexecuteAsModalメソッド
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