Adobe Bridge script 入門

Bridge, javascript

IllustratorやPhotoshopに比べてマイナーなBridgeのscirptですが使いこなせればファイル整理から他のアプリとの連携にも役に立つはず?

とはいえある程度細かい情報は他の先人の方々が書かれているので本当に入り口だけ書こうかと思います。

ある程度まとまった情報は古籏氏の記事で読めます。リファレンスはこちらから入手できます

多くの方が最初に知りたい情報はファイル情報の入手だと思います。Bridgeのウインドウで開いているファイルの情報はapp.document.thumbnail.childrenから取得できます。

他のjsxをやっている方なら馴染みやすいとは思いますが各種ファイルのpathやnameといったプロパティから情報を取得可能。Bridge上で選択中のファイルの情報を入手する場合はapp.document.selectionsから取得可。

勿論ラベルやレーティングの設定も可能。レーティングの設定は簡単で、ratingプロパティに数値を代入するだけ。

ただしラベルの設定に関しては一癖あります。一応ラベルプロパティにラベル名を代入することでラベルの設定はできますが単にラベル名や数値を代入しても思ったようににはならないと思います。例えば

この場合red名のラベルを代入することで”red”というラベルを付ける事ができますが多くの場合赤い色のラベルにならないと思います。なぜかというとすでに色の付いているラベルに関して名前がそれぞれあらかじめ設定されているのでこのラベル名を代入しないと色の付いたラベルの表示にはなりません。この設定されているラベル名はapp.document.preferencesのLabelプロパティから取得できるのでここから取得したラベル名を代入する事で色の付いたラベルを設定できます。

以上で簡単なBridgeのscriptの紹介ですがBridgeの魅力の一つはMacでもWinでも動いてAppleScriptやVBAに頼らなくてもすむという事です。
 

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