Photoshop Extensionの開発 3 manifest.xml

javascript, Photoshop

それではCSXSのフォルダ内にあるmanifest.xmlを設定します。

MS VSCodeのプラグインでつくるとこのようなxmlができます。まずCEPというExtension自体と各種ソフトの対応バージョンを設定しましょう。今回Photoshopのみ対応のExtensionを開発するのでそれ以外は コメントアウトになっています。

以下が該当の部分ですね。

versionの部分の前の部分が対応バージョンの一番古いバージョンと後ろの部分が一番新しい対応バージョンですね。Photoshopでいうと16.099.9の部分ですね。ちなみに16.0はPhotoshopですとCC2015になります。各種対応バージョンはこちらから確認できます。現在Photoshopですと最新バージョンが20なので99.9にしとけば何回バージョンが上がってもいつまでも対応できると理由で99.9に設定しているのだと思います。CC2019以降しか対応させたくなければ20.0,99.9という風にすればよいでしょう。それで次がCEPのバージョンですが

このExtensionManifest VersionとRequiredRuntime versionの部分がCEPのバージョンの定義です。このCEPがExtensionのエンジンのバージョンになります。このCEP自体Google Chromiumベースになっていて、対応CEPのバージョン自体対応のソフトのバージョンが異なるので注意をしてください。詳しくは前述のリンクから詳細が見れます。それでこのCEPなのですが9.0で定義するとPhotoshopですとCC2019でしか使用できなくなります。またCC2018ですとCEPのバージョンは8.0なのですがバグで8.0で定義してもCC2018で表示されないので2018に対応する場合は7.0と打ち込む必要があります。私はいつも7.0で定義しています。CEP7.0で定義すると古いバージョンはCC2015.5まで対応できると思います(それ以前のバージョンは正直よくわかっていません)。

こちらでメインのインターフェイスとなるhtmlのパスとソフト自体を直接動かすjsxのパスになります。

ここでパネル自体の標準サイズと最大サイズと最小サイズの定義をします。最小サイズと最大サイズは標準ですとコメントアウトになっていてユーザーが変更できなくなっているので設定する場合はコメントの部分を消去してサイズを調整してください。

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